こんばんは。
サイドFIREを目指すアラフォーOLのみなみです。
私は完全な？FIREではなくサイドFIREを目指しています。
今さらですが、自分の思考の整理もかねて、
なぜFIREではなくサイドFIREなのかを整理してみました。
「働くこと」自体がイヤなわけではない
私は「働くこと」自体がイヤというわけではなく、
むしろ働くこと自体は向いているタイプだと思います。
ただ、心と身体を犠牲にするような仕事を続けたくない。
ゆるく機嫌よく、健やかに働きたい。
正社員として求められる責任とプレッシャー
理不尽な取引先にイヤな上司
社内の根回し・調整・忖度に費やす時間
休日も仕事のことが頭に浮かんでしまう生活
そういう日々を送っていると自分がすり減っていく気がして
「この先も自分をすり減らしてまでやることなの？」
と疑問を持つようになりました。
全く働かない自分は想像できないけど、でも、
そんなに頑張らなくても、別に正社員じゃなくても、
もっとゆるく働いたらいいんだよねって。
元々「働かないこと」を目指しているわけでもなかったので
私にとっては自分自身の心と身体を犠牲にせずに
「ゆるく働き続けられること」が大切だなと思いました。
完全にFIREするには資金的なハードルが高い
もちろん、働かずして暮らしていけるなら、
それに越したことはないかもしれません。
そういう生活に憧れないこともない。
だけどFIREでは年間生活費の25倍の資金を準備し、
それを年率4%で運用するというのが一般的な考え方。
そうすると例えば年間支出が300万円ならば7,500万円、
年間支出500万円なら1億2,500万円が必要な資産となって
なかなかハードルが高くなります。
私の投資スキルと現時点の収入を考えると、
1億円超を超える資産を作るには時間が掛かりすぎる。。
資産が積みあがる頃に定年間近という状況では意味がない・・！
サイドFIREならば資産的なハードルはぐっと下がるし、
早めにキツイ仕事を辞められるというメリットもあります。
40代という年齢を考えてもまだ体力はあるので、
ぼちぼち必要な分だけゆるく働くサイドFIREは理想的かなと思っています。
資産が減ることへの心理的な負担が大きい
私の性格的に、これがイチバン大きいかなと思っています。
もしものすごく順調に資産が増えてFIREしたとしても、
その後の長い人生、目減りしていく資産を前に精神的に耐えられるか。
私の心配性な性格を考えると、
それはきっと厳しいだろうな～って思うんですよね。
資産を取り崩して生活していくとなると
お金を使うことへの恐怖心というか抵抗感というか
そういうのが出てしまう気がします。
そうしたらせっかくFIREしても全然生活を楽しめなさそうだし、
もし大暴落が来てその後何年も相場が戻らなかったときに
悠々自適な気持ちでいられる自信が全くありません。
これはもう性格的なものでしょう。。
働かない楽さよりも、働いて少しでも収入がある方が
私は精神的にも安心して楽しく生活ができるので
FIREよりも圧倒的にサイドFIREが向いていると思っています。
たぶん働かなかったら暇で耐えられなさそう
いくら若い頃より体力は落ちているとはいえ、
まだ40歳。若いっちゃ若い。
私の場合、猛烈に打ち込みたい趣味があるというわけでもないので
完全にFIREすると時間を持て余してしまいそうです。
そもそも働くこと自体がイヤではないので、
全く何もしない方がむしろ向いていないというか。。
労働は人生の壮大な暇つぶし
という言葉を聞いたことがありますが、
きっとそうなんだろうなぁという気がしています。
社会的な繋がりを残しておきたい
働かなくても社会の一員であることには変わりないけれど
やっぱり役割として何か持っておきたいというか
社会との繋がりをゼロにはしたくないというか。
そういう気持ちもあります。
大学を卒業してからずっと会社に所属して、
何にも属さないというのは経験したことがない人生です。
ましてや子供もいない私ですし、
「母親」というような社会から認められる役割もありません。
子育てをするという大切な仕事もないですし、
おめー元気なら働けよと世間からは思われることでしょう…
無職の40代になっても全然良いとは思うのですが、
多少なりとも社会との繋がりは持っておきたい気持ちがあるので
サイドFIREでぼちぼち働くのが最適解だと思っています。
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改めて整理してみると、
やっぱり私は性格的にFIREは向いていないと思いました。
ま、資産的にも無理なんですけどね。
自分の性格やありたい姿とマッチしているか
それを選んだ時に心地良く生きられるかどうか
私にとってはそれもすごく大事な視点です。
ありがたいことに今のこの時代には、
「サイドFIRE」というテンプレートがあるわけですが、
安直にそれに飛びつくのではなくて
自分なりの生き方というか心地よさというか
そういうのに照らし合わせてカタチを作っていけたらいいなと思います。
