こんばんは。
サイドFIREを目指すアラフォーOLのみなみです。
SNSなんかを見ていると、
同じ年代の女性でもバリバリ働いていたり
もっと仕事がしたい！キャリアアップしたい！
とキラキラしている様子を見かけたりします。
眩しい、、眩しすぎます。
仕事が楽しくてやりがいがあった時期
仕事に対する向上心やモチベーションが皆無な私ですが、
これでも昔は仕事にまい進していた時期もありました。
20代半ばくらいの頃だったかなぁ。
ちょうどその頃転職して前職の会社に入って
やりたかった営業の仕事をして
大きな案件も任せてもらえたりして
仕事がすごく楽しい時期でした。
ノルマのプレッシャーはもちろんあったけれど
自分の努力や工夫が目に見える形で返ってくるというか
案件が取れる・数字が伸びる・取引先が喜ぶ
そういうのがやりがいだったように思います。
小娘ゆえの勢いと若さと怖いものなさで
取引先のお偉いさんにはとっても可愛がってもらえたし
そのおかげで数字も良くなる好循環。
コンペでプレゼンして大きな案件が取れたり
会社で表彰されたりすることもありました。
ひとりで色んな場所に出張に行って
スーツで新幹線や飛行機に乗り込むのがなんだか誇らしかったり。
そんな時代もあったんですよねぇ。
めちゃくちゃ懐かしい！
思い返すとバリバリ働いてたわ。
楽しい、よりもしんどい・理不尽が勝る
それからはや十数年。
社会人・会社員として働き続けるうちに
”楽しい”よりも”しんどい・理不尽”なことの方が
いつの間にかどんどん増えちゃった気がします。
残念ながら。
会社も社会も私もずっと同じではなくて
それぞれに取り巻く環境が変わっていきますしね。
結婚して仕事の優先順位が下がったり
年齢が上がるにつれて面倒な仕事やしがらみが増えたり。
自分より社歴も浅くて圧倒的に仕事もできない人が
ただ年齢が上というだけで私よりお給料が高くて
まじでやってられん！！って憤った日もありました(笑)
どれだけ早くたくさんの仕事をこなしても
さして報われることもない事実を体感したりして
そういうことが少しずつ澱のように溜まっていくんですよね。
掃除しても掃除しても、
もはや取り切れないヘドロのようで。
見て見ぬふりをすることもできるかもしれないけれど
私の場合は40歳にしてもう目をそらせなくなってしまった。
今から昔のように仕事に情熱を持つのはもう無理なんですよね。
でも会社からは「自律的なキャリア形成を」だとか、
「より専門性の高いスキルを」だとか言われるもんだから
こりゃ今の会社で続けていくのは難しいなと。
キャリアップを目指さない人もいて当たり前
みんながみんなキャリアアップしたいわけじゃないと思うんですよね～
キャリアアップをガツガツ目指したい人
今のままの現状維持でいい人
もう少しゆるめに働きたい人
それに合わせてお給料も変えてくれていいから
もう少し柔軟な雇用は実現しないものだろうか。。。
勝手なイメージだけど、
昔のサラリーマンの方がもっとのらりくらり働いてたんじゃなかろうか。
外出先からもチャットやメール対応もしなくていいだろうし。
思えば私の父親なんか、
仕事中に私の夕方の塾の送迎とか普通にしてたわ。
社用車で営業に出たらサボろうが何しようがわからないですもんね。
そういうゆるい時代が少しうらやましい。
でもまぁ今はそれこそFIREのような生き方も認知されているし
生き方の選択肢は増えているんでしょうけれど。
あとは自分が何をどう選んで生きていくかですね。
私はほんの一時期でも仕事に情熱を持って取り組んで
仕事にやりがいと楽しさを感じていた時期があったからこそ
もうそれで満足したという気持ちもあるのかもしれません。
その当時に私がコンペを勝ち取って自社の製品を導入した企業が
十数年経った今もまだそれを使ってくれていて、
そういうのを見ると頑張って良かったなぁと思うし
仕事のやりがいや喜びって、
こういうところにあるんだろうなぁと思ったりします。
そういうのを一応経験はできたので、
働くことに対しては悔いがないというか。
とはいえ、情けないことに、
まだ会社を辞める決心はつかないんですけどね。
仕事に邁進していたあの20代の頃の私は、
40歳の自分をどういう風に想像していただろ。
さすがに専業主婦の未来は想像していなかったけど
まだ正社員で働いているとも思ってなかったかも。
そう思うと、人生はわからないものですね。
決して思い描いた通りにもならないし
だからこそ面白いとも言えるし。
会社を辞めるか、いつ辞めるか、
そういうのにうだうだ悩んでいる今も
人生の貴重な1ページですね。
というわけで、
まだまだうだうだ悩みつつ進もうと思います。
